宮城県の被災地でボランティア活動に参加してみた

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4月12日、宮城県の被災地で半日ボランティア活動に従事してきた。この週末を利用して被災地へボランティアへ行こうと考えている人もいると思うので、参考までにレポートを。

宿泊場所の確保などの問題で、市外、県外からボランティアを受け入れている自治体は限られている。現在(14日11時)、宮城県で県外ボランティアを受け入れているのは気仙沼市、石巻市、岩沼市、亘理町。宮城県災害ボランティアセンターのブログに情報が掲載されている。

私は宿泊地の仙台に近い岩沼市のボランティアに参加した。まず、車で直接岩沼市災害ボランティアセンターへ。このセンターでは9時に受付をスタートする。
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ちょっと買い物に立ち寄って9時半に到着したら、なんと参加者多数のためすでに受付終了orz ただし、12時30分から午後からの分もあるとのことで、参加票に記入した上で3時間後に再訪した。

マッチングを待つボランティアの列。
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派遣先の現場に合わせ何人かの即席グループがつくられ、簡単なレクチャーを受けた上で出発。行き先は「下野郷学習館」。昔、分校だったが廃校になり、その後は地域の施設として使用されていたそう。
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建物の内部はすでに片付けられていて、ゴミ出しと重機が入らない区域の汚泥かき出しがボランティアへの依頼内容だった。大きな現場のため参加者は12名。

海水を含んだ汚泥は、すでに乾いている部分は大したことはないが、まだ水分を含んでいるところは異様に重く意外と重労働。気をつけないと腰をやられる。
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ボランティアの作業時間は2時間と決められていて、1時間ごとに1回休憩を取ることになっている。

休憩中に他の参加者に話を聞くと、関東から仕事を休んで来た人や教授に引き連れられてやってきた山形県の大学生、地元の専門学校生等々。滋賀県からバイクで来たお兄さんや、山口県から自家製キャンピングカーで来た定年生活のお父さんなど、バラエティに富んでいた。女性も3名参加していた。
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現場への移動はセンターが行い、スコップなどの資材も用意されている。ただ、数に限りがあるそうなので、スコップは近くのホームセンターで購入し、そのままセンターに寄付してもよいだろう(私はそうした)。

作業する上で長靴と厚手のゴム手袋は必須。布の軍手で作業していた子は悲惨なことになっていた。被災地はかなりほこりが舞うのでマスクと帽子orそれに類するものが必要。水を通さないヤッケや雨具も着ていたほうがよいと思う。岩沼市ボランティアセンターの場合、車で数分のところにホームセンター(ダイシン岩沼店)があり、そこですべて揃えられるが開店は9時。受付時間を考えると前日に揃えておきたい。

問題となるのは移動手段と宿泊地。地元民でなければ、車かバイクがないときつい。また、仙台市内のホテルはいま、どこもフル稼働していて予約を取るのが困難。一週間単位で参加している人は車内で寝泊まりするか、近所のセンターが指定する公園でテント暮らしをしていた。風呂はたまにスーパー銭湯に行っているそうで。

ボランティア活動は災害の現場を知る上でも意義があるし、参加者同士は共通体験を通じて仲間意識もすぐ生まれ、とくに若い人にはよい経験になると思う。
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ボランティアの受付場所や受付時間などの詳細は、各自治体ボランティアセンターのブログに掲載されている。(ここのページの左上にリンクがある)。時間とともに状況も変わるので、事前に一通り目を通しておくとよい。

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