ハンバーガーとは焼いたパティをバンズで挟んで食べるもの。そんな常識を覆すハンバーガーがモスバーガーから発売されました。その名も「とま実バーガー」!
これはバンズのかわりにLLサイズのトマトで具材を挟んだというもの。販売は東京・大崎店のみで、販売時間も14時から17時までの限定です。「ぜひお近くにお住まいの方はお試しください♪」とリリースでも言っているので、品川区民の私は足を運んでみることにしました。
実は一昨日に15時ころに行ってみたらすでに売り切れで、店員さん曰く「15分で完売しました」とのことでした。すでにSNSでバズっているためか、販売点数が限定されているためか……。
そこで本日は改めて販売開始時刻の直前に到着したところ、ちょっとした行列ができていました。そして14時になるととま実バーガー目当ての客に少々時間がかかること、店内飲食のみの販売になる旨を説明をしたうえで整理券が配られました。私は8番目で、もっとネタ商品目当ての野次馬客が来ているもんだと思っていたら、私より前の客は全員女性でした。
レジの店員さんに「こんなに人気になっているんですね!」と話しかけると、「私たちも戸惑っております……」とのことw
支払いを済ませてほどなく「とま実バーガー」が運ばれてきました。確かにトマトで具材が挟まれています。
手に持つとずっしりとした重量感があります。いただきます、とかぶりついてみる。
意外なことに、それほど形は崩れません。ヘタの部分がくりぬかれていて、単純にトマトで具材を挟むのではなくわりと手間をかけているのがうかがえます。トマトの温度は常温くらい、パティもほどほどの温かさ。ソースもわりとあっさり目で、あくまでトマトを引き立てるためのハンバーガーというコンセプトのようです。
とま実バーガーにはトマトサラダとのセット販売で、こちらはバルサミコ酢ドレッシングをかけていただきます。バジルとモッツァレラチーズ入り。
味はどうかと問われたら、私は大のトマト好きというわけでもないので、「面白かったです!」&YUIMETALに食べさせてあげたいですね。ゆいちゃんまじゆいちゃん。
今回のモスバーガー大崎店はモスバーガー本社と同じビルのなかにあるお店で、実験的な面白商品を出してみたら予想以上にバズった、という感じでしょうか。もしかすると、最初からSNSでのバズを狙った商品なのかもしれません。
モスバーガーは使用する生野菜をすべて国産にしたり、バンズのかわりにレタスを使った「菜摘」という商品やソイパティを提供したり、食の安全性や野菜に力を入れているイメージを打ち出しているので、それらの広報宣伝という点では成功と言えそうです。追加スライストマト一枚40円て言われるよりも楽しいし、8月3日から発売される「モスのぬれバーガー」といい、ぶっ飛んだ感じの発想があるのが好ましい。
なお、とま実バーガーセットのお値段は880円です。
ごちそうさまでした。
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