「蘭州拉麺(らんしゅうらあめん)」をご存知でしょうか。これは中国甘粛省の省都、蘭州名物である牛肉スープの手打ち麺のことで、蘭州牛肉麺と呼んだりもします。シルクロード上に位置する蘭州はイスラム教徒も多いため、牛肉麺が発達したそうです。
この蘭州拉麺を出すお店が近所にできたと聞き、早速ランチに行ってきました。
店名は聚福縁(シュウフクエン)。場所は浅草線戸越駅と中延駅の中間の国道一号線沿い。池上線の荏原中延駅、大井町線の戸越公園駅からも徒歩数分くらいでしょうか。メニューは麺類だけでなく、中華料理全般を扱っているようです。今回はお目当ての蘭州拉麺を注文しました。
早速、カウンターのガラス越しにあるキッチンで麺打ちがはじまりました。
生地をこね――
のばし――
さらにのばし――
あっという間に麺になっていきます。
そして出来上がりがこちら。手打ち麺はもちもちっとしています。私は蘭州に行ったことはないのですが、昔中国へ行ったときに深センで食べたものを思い出しました。日本のラーメンとは異なる、拉麺ですね。写真ではうずらの卵を使っていますが、これはお客さんが多くて普段使っている鉄観音茶に漬けた卵を切らしてしまったからだそうで、サービスにもやしの漬物をつけてくれました。
お店をやっているのは中国人のご夫婦で、店主は蘭州で修行し、以前から日本に住んでいる奥様と結婚したのを機にこちらでお店を出すことになったそうです。
外観からはカウンター席しかないように見えますが、お店の奥にはテーブル席もあって中華飲みにもよさそうでした。
蘭州らーめんのお値段は780円也。麺の太さは細麺、太麺等々選べます。
ランチはご飯がサービスで付きます。
ごちそうさまでした。
聚福縁(シュウフクエン)
東京都品川区戸越5-15-1 メゾンフェニックス1F
営業時間 11:30~14:30 17:30~22:00
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