連休で時間のある人は『からかい上手の高木さん』を読んでおくといいよ、という話

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 おっさんの私は普段、マンガは『センゴク』や『ヒストリエ』なんかの歴史物しか読まなくなっていたのですが、某所のステマに引っかかって読みだしたら止まらなくなり、つい全3巻購入してしまったのがこれ。
 

 舞台はたぶんどこか田舎の中学校。隣の席の高木さんにいつもからかわれている西方くんは、男のプライドにかけて仕返しを試みるのだが、高木さんのほうが一枚上手で今日も返り討ちにあってしまう。そんな他愛のないエピソードが一話完結で続いていくだけの話だけど、この心理戦がとても秀逸です。
 思春期のませた女子にシャイな男子が内心を見透かされてかなわない感じや、女の子の好意を素直に受け止められず混乱したり自分の好意に自覚がなかったりする男の子の心理描写等々、読者をニヤニヤさせるポイントが満載です。ああ、高木さんにからかわれたい人生だった。ノスタルジックな絵も素敵です。
 この『高木さん』が面白いもう一つのポイントは、掲載誌が『ゲッサン』(小学館)の付録小冊子『ゲッサンmini』という失礼ながら比較的地味なところでありながら、どうもネットの口コミでじわじわと部数を増やしているらしいところ。
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 Googleトレンドによると検索はこんな動きになっています。

 で、編集部のツイートがこちら。売り方、売れ方も興味深いです。

 そして現在、3月24日までの期間限定で第一巻の無料試し読みがkindleでできるようになっています。こういうプロモーションってキャッチ―な作品に効くのだろうな。未読の方はぜひ!



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