マクドナルドの店舗から、売上高激減の理由を考える

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売上高激減というニュースが続くマクドナルドに、ランチついでに様子を見に行って来ました。お店は有名なパルム商店街にある武蔵小山店。

注文したのは一押しされていたロコモコバーガーセットで690円也。普段ならまず頼まないメニューで、悪くはないけど案の定、食後は腹が重い(汗) 座ったのが固定席で座り心地が悪く、早々に退散しました。

この辺の価格帯なら、同じ商店街のなかにいくらでも他の選択肢があります。


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さくっと安くすますなら吉野家の牛丼が380円。アタマの大盛りでも480円。
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松屋なら牛丼だけでなく定食もあります。
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すき家は牛すき鍋を600円で出していますね。
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天丼もてん屋で500円。オールスター天丼にしても720円です。
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麺類が好きならリンガーハットで長崎ちゃんぽん630円。野菜不足の人は野菜たっぷりちゃんぽんを頼みましょう。
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立ち食いでよければ、富士そばでかけそばが格安の290円。カツ丼480円もありますね。
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腹いっぱいのカロリーを求めるなら、日高屋の中華があります。中華そば&半チャーハン630円。
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食べた後、ゆっくり話をしたいならサイゼリヤのランチ&ドリンクバー610円でしょうか。実際、長居している人が多い印象です。
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新しいタイプのドトールは、マクドナルドの固定椅子よりはくつろげます。ミラノサンドセット580円。
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外食にこだわらなければオリジン弁当やコンビニ弁当もあります。

ランチのライバルを並べてみると、マクドナルドは価格でも商品力でもサービス面でもまずファーストチョイスにならないことに気付きます。 このような状況は他の駅や繁華街でも変わらないでしょう。

結局、マクドナルドの問題は相対的な魅力ががくっと落ちたことに付きます。それにも関わらずコストダウン的な施策に邁進し、異物混入やら期限切れ食材使用やらの失策が続けば、ますます消費者が離れるのは当たり前です。他に選択肢はいくらでもあるのだから。

あと気になったのが、若い店員さんをあまり見かけなくなったこと。もちろんおじさまおばさまが悪いということではなく、おそらく学生や若い人たちにとって、働く場所としても魅力がなくなっているのだなあ、と。私が学生の頃は、アルバイトの選択肢としてわりと人気があった気がします。

マクドナルドの経営がいろいろ削り落としてきたツケの支払いは、ちょっとやそっとでは済まないようです。


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